眠りの科学

寝る前の部屋の明かり、どこまで暗くすればいい?|眠れない夜の光とのつきあい方

深い藍色の寝室で、小さな暖色の足元灯のそばにいる羊のねむ

寝る前、「部屋は真っ暗にしたほうがいいのかな」と迷うことがあります。

照明を消したほうがよさそうだと思う一方で、夜中に目が覚めたときに足元が見えないのは不安です。眠れない夜ほど、こうした小さなことが気になりやすいものです。

眠る前の光は、少しずつ静かにしていく

厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、寝室にはスマートフォンやタブレット端末を持ち込まず、できるだけ暗くして眠ることが、良い睡眠につながる環境づくりの一つとして示されています。

ここで大切なのは、急に完璧な暗さをつくろうとしないことです。寝る直前まで明るい天井照明の下にいたなら、まずは部屋の主な照明を落として、目に直接入る光を減らすところからでも十分です。

スマートフォンも、「今日から一切見ない」と決めて苦しくなるより、充電場所を枕元から少し離す、画面を伏せる、眠る前の数分だけ置いてみる、といった小さな選択でかまいません。

夜中に起きるなら、安全も大切

夜中にトイレなどで起きることがあるなら、転倒を避けるための明かりまで我慢する必要はありません。足元がわかる程度の、眩しさを抑えた小さな灯りを用意しておくと、急に強い照明をつけずにすみます。

暗さと安全のどちらかを完璧に選ぶのではなく、自分の部屋で落ち着けるバランスを探していくことが大切です。

今夜できる、小さな準備

  • 寝る少し前に、天井の明かりを一段落としてみる
  • スマートフォンを手の届かない場所に置いてみる
  • 夜中に起きる不安があるなら、眩しくない足元灯を考えてみる

うまく眠れない日があっても、明かりを少し整えることは、夜を責めずに過ごすための準備になります。できるところから、ゆっくり試してみてください。

参考資料

医療に関するご案内

この記事は医療行為ではなく、夜のセルフケアに寄り添うための一般的な情報です。感じ方には個人差があります。眠れない状態が続くときや、日中の生活に支障があるときは、医師や専門家への相談をおすすめします。

この記事は夜のセルフケア情報として公開しています。音や眠りの感じ方には個人差があります。眠れない状態が続く場合は、医師や専門家へご相談ください。

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