いつもくらい眠ったはずなのに、朝になってもぼんやりする。「寝ても眠い」「寝た気がしない」と感じると、目覚めた直後に「ちゃんと眠れなかったのかな」と自分を責めたくなることがあります。
けれど、睡眠時間だけで、その朝の眠気の理由や睡眠の状態を一つに決めることはできません。必要な睡眠時間や、眠気の感じ方には個人差があります。
睡眠時間だけでなく、休養感と日中の眠気も見る
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、睡眠を時間だけで考えず、眠って休めたと感じる睡眠休養感や、日中の眠気にも目を向けることが大切だとされています。
これは、長く眠れば必ずすっきりする、短ければ必ず問題がある、という意味ではありません。朝の一瞬だけを見て、一日分の睡眠を採点しなくても大丈夫です。
午前から昼までの様子をゆっくり見る
今朝の目覚めだけで一日を決めず、午前から昼までの眠気や、普段の生活で困る場面がないかをゆっくり見てみましょう。ねむは、夜明けの寝床で、すぐに自分の睡眠を採点せず、眠気がどのように続くかを見守ります。
朝日を浴びれば治る、睡眠時間を増やせば必ず改善する、気合いで起きればよい、と勧める話ではありません。眠気は気合いの弱さではないからです。
強い眠気が続くときは我慢しない
強い日中の眠気が続くとき、日常生活に影響があるとき、運転や危険な作業が心配なとき、呼吸の異常を指摘されたときは、我慢せず医療機関へ相談してください。眠気が強い状態で運転や危険な作業を続けないでください。
この記事は一般的な睡眠・生活習慣情報であり、診断、治療、個人の必要睡眠時間、眠気の原因特定、改善効果を保証するものではありません。
参考:厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」


