眠くなると、手足があたたかく感じる夜があります。布団に入ったあとで「体温が上がったのかな」と気になっても、すぐに悪い変化だと決めつけなくて大丈夫です。
今夜の小さな見方
眠る前には、手足の血のめぐりが変わり、からだの内側の熱を外へ逃がす準備が進むことがあります。手足のぬくもりは、そのときに感じる小さな変化の一つかもしれません。
手足があたたかいのに、からだは休む準備をしている
眠りに向かうころ、手のひらや足先などへ血がめぐりやすくなり、皮膚から熱を外へ逃がすことがあります。手足はあたたかく感じても、からだの内側では休息へ向かう体温の変化が進んでいる場合があります。
ただし、感じ方には個人差があります。「手足があたたかいから必ず眠れる」「あたたかくないから眠れない」という意味ではありません。今夜のからだがどんな感覚なのか、静かに気づくための一つの見方として受け取ってください。
もっと温める前に、心地よさを一つだけ確認する
ぬくもりを感じると、靴下や厚い布団をさらに足したくなることがあります。でも、すでに布団の中が暑いときは、温めすぎがかえって気になることもあります。
- 布団の中が暑すぎないか
- 寝具が重すぎたり、肌にまとわりついたりしていないか
- 靴下や衣類の締めつけが気にならないか
- 一度に全部変えず、一つだけ楽な状態へ戻せるか
冷やすことや温めることを目標にせず、「いま気にならない状態」を探すくらいで十分です。
眠る前の体温と寝室を、もう少し知りたいときに
入浴後の体温変化については、お風呂と深部体温の話で詳しく紹介しています。眠ろうと頑張るほど目が冴えてしまう夜には、眠ろうと頑張りすぎないための考え方もご覧ください。
大切なお知らせ
この記事は一般的な睡眠と体温の情報であり、診断や治療を目的としたものではありません。痛み、強いほてり、しびれ、発熱など気になる症状が続く場合や、眠れない状態が長く続いて日中の生活につらさがある場合は、自己判断だけで済ませず医療機関や専門家へ相談してください。


